定格トルク3.4~7500N・m、用途に合わせた様々なシリーズをラインアップしています。
高応答タイプ「τDISC HD-sシリーズ」は、高トルク・低慣性構造を極め、
高タクト動作を実現します。
角加速度(rad/sec2)= 定格トルク(N・m) / ロータ慣性モーメント(kg・m2)となり、低慣性構造で高トルクであれば、より高い角加速度が得られます。
図は22.5degの位置決め時のτDISC HD-sシリーズの速度と位置偏差パルスを示します。移動距離22.5degを20msecで移動完了(整定10パルス以下時)しており、停止時間を含めると1サイクルが60msecとなり、1分間に1000ピースの部品を順送りするごとが可能となっています。
22.5deg移動時 速度、位置偏差波形
当社HD140-sシリーズモータ
分解能0.386arcsec/pulse
スタンダードタイプ「τDISC ND-sシリーズ」は、トルク密度の向上、熱構造、磁気回路の最適化等により、高トルクとコンパクト性を両立します。
薄型タイプ「τDISC ND-uシリーズ」は、モータ厚み39.5mm。
外径φ180mm・φ250mmタイプをラインアップしています。外径φ250mmサイズは他社同サイズモータと比べて、定格トルクが圧倒的に高く、外径φ180mmサイズでも他社φ250mmサイズと同等か、それ以上の定格トルクを発揮できます。また、圧倒的にパワーレートが高いため、応答性に優れます。
モータトルクリップルを低減するカスタム対応により、速度安定性能の向上が可能です。低速(2rpm)時の速度変動率±0.1%を実現可能です。
トルクリップル対策により、トルクリップルが半分以下となっていることが確認できます。出力トルクの変動のない高い速度安定性を実現します。
標準DDモータ:定格トルク280N・m
トルクリップル対策品DDモータ:定格トルク260N・m
フィルム成膜機、ロールコーター、PE印刷機、計測装置、表面検査装置、スリッタ、ラミネータ、フィルム搬送、伸線機 等
システム支援ツールにサーボゲイン自動調整機能(NiEAT)を新搭載。難しかったダイレクトドライブモータのゲイン調整が簡単になりました
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